えごまカプサイシンに含まれる成分 |
α-リノレン酸 |
えごま油は約60%が「α-リノレン酸」で、体内では作ることのできない必須脂肪酸です。この成分の特徴として脂肪を分解し燃焼させるほか、中性脂肪やコレステロールを防ぐ働きがあるといわれています。また、体内に入ると血液をサラサラにするEPAや脳の発育に欠かせないDHAに作り変えられます。これらは体全身の細胞膜に必要で、細胞機能を維持して肌の老化を防ぐことから、現在では美容関係で注目を集めている成分です。
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カプサイシン |
カプサイシンとは唐辛子から抽出した辛み成分で、アドレナリンの分泌を促すことで知られており、基礎代謝を向上させ発汗を促します。通常の食事では摂取しにくいこの成分は、主にサプリメント等で取り入れるのが理想です。
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L-カルニチン |
この成分は全身の筋肉や心臓に多く存在し、脂肪酸の代謝促進、脳機能の維持に必要不可欠な存在です。脂肪酸はL-カルニチンによって一つ一つの細胞のミトコンドリアの中へ次々に運びこまれて燃焼されます。この成分が不足すると脂肪酸はミトコンドリアに入ることができず、脂肪に再合成されて体脂肪が蓄積します。また、疲労物質の「乳酸」の蓄積を抑えたり、体内でアセチルカルニチンに合成され脳機能を維持する重要な役割があります。(不足すると脳細胞が壊れやすくなる)
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グリセリン脂肪酸エステル |
乳化剤です。健康食品のソフトカプセルには必ずといっていいほど使用されています。使用目的は原料をまんべんなく混ぜるために使用されます。(撹拌・油など混合後の分離防止)
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トレハロース |
トレハロースとは多糖類の一種で、食品をはじめ現在では化粧品にも用いられている糖分です。もともと一部の昆虫から抽出された希少な液体だったのですが、この成分の発見後研究が進められ、現在では「でんぷん」から作ることが可能になり、一気に需要が広がりました。使用目的は水分があるもの・必要とするものを変化(保水・色や味の変化)しにくくする効果があり品質の向上が期待できます。
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結晶セルロース |
結晶セルロースは樹木などから生成される物質で、主に錠剤(打錠の粒)を硬くする(固める)ための賦形剤として使用します。錠剤に一定の大きさや形と充分な硬さを与える役割をがあり、医薬品にも用いられているものです。
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ショ糖脂肪酸エステル |
打錠を作る時の滑沢性保持を目的に使用されます。製造機械や機材・器具への付着防止の効果があり、円滑に錠剤を作る場合(工程)には必要不可欠な成分です。
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微粒二酸化ケイ素 |
主に打錠タイプの固着防止のために使用されます。(粒の均一化、硬さや柔らかさを同じにするため)
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