1 意志の勝利
モノクロ 109分 1935年
1934年9月ニュルンベルクで行われたナチス党の第6回全国大会の記録。天才レニ・リーフェンシュタールの監督作品であり、映画史上最大の問題作は、果たして芸術なのか、単なるナチスのプロパガンダなのか、評価が分かれる作品。
2 アドルフ・ヒトラー 知られざる真実
モノクロ 53分 1958年
独裁者として権力を掌握していくヒトラーの姿とともに、別荘で党の高官たちと享楽的に過ごす場面が収録されたドキュメント。またヒトラーと愛人のエヴァ・ブラウンの自殺の詳細も側近たちのインタビューから明らかにしている。
3 アドルフ・ヒトラーの肖像
モノクロ 43分 1940年
ヒトラーの誕生に始まり、画家を諦めて第一次大戦に参戦した青年時代、戦後の混乱期に設立した国家社会主義ドイツ労働者党、ミュンヘン一揆から独裁政権樹立、そしてソ連への侵攻までを本作では概説している。
4 ナチスの若き戦士たち
モノクロ 44分 1940年
ニュルンベルクで開かれるナチスの党大会に向けて、ポンメルンやハンブルク、ブラウナウなどドイツ各地からヒトラー・ユーゲントたちが行進する様子を記録した貴重なドキュメント。
5 脅威の第三帝国
モノクロ 50分 1945年
ナチスドイツとドイツ人の国民性を、フリードリヒ大王時代のプロイセンやビスマルクによって成立したドイツ帝国の時代を検証することで知ろうとした作品。監督は戦争ドキュメントも数多く撮った巨匠フランク・キャプラ。
6 ナチス絶滅収容所
モノクロ 28分 1946年
数百万の人々が命を絶たれたナチスドイツの強制収容所。本作はその非人道的行為を暴いたドキュメントである。米軍がナチス領内を進軍する中、各地で解放していった強制収容所の実態に迫る映像集。
7 ナチス強制収容所
モノクロ 30分 1945年
アンネ・フランクが収容されていたベルゼン強制収容所をはじめ、ダッハウ、マウトハウゼンなど、米軍が解放したナチスの強制収容所の実態に迫る映像集第二弾。「人道に対する罪」を実感することのできる貴重な作品。
8 ニュルンベルク裁判
モノクロ 75分 1945年
1945年11月、ナチスによって行われた戦争犯罪を裁く国際軍事裁判がニュルンベルクで行われた。自殺した者を除く、ゲーリング、ヘス、リッベントロップ、カイテルなど24名が裁かれる模様を記録したドキュメント。
9 民族の祭典
モノクロ 115分 1938年
1936年ベルリン五輪。49か国のアスリートたちが参加し熱戦を繰り広げた。躍動する肉体を「美」としてとらえた女性映画監督レニ・リーフェンシュタール渾身のオリンピックドキュメンタリー。男子100m走、マラソンなど陸上競技を収録。
10 美の祭典
モノクロ 88分 1938年
1936年のベルリン五輪の陸上競技を収録した「民族の祭典」の姉妹編。本作では体操、水泳、馬術、サッカーなど陸上競技以外の種目を収録。「民族の祭典」とともにヴェネチア国際映画祭外国映画賞を受賞している。
※作品はすべて日本語字幕入りです
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